ママの出産体験記
出産体験記1
2005年08月23日22:48
7月22日。
検診。
実は前回の検診で「もう頭が触れるくらいおりてきてる」と言われ、その晩前駆陣痛を経験。
「もうすぐ産まれるよー!!!」と大騒ぎして、立会い出産を希望していたももぱぱが20日から里帰り中の我が実家に来てくれていた。
今日産まれるかな??と、誰もが予想した。(はず。)
果たして、先生の一言。
「明日明後日には産まれるかも。
今から入院してもらってもいいよ。まあ、とりあえず家で様子をみてもらって、陣痛が10分間隔になったら電話して下さい。」
うわーーーー!!!!
とうとう来た来た来たっ
「今から入院」云々のところは聞き流して、「産まれる」の言葉に舞い上がってしまう。
もうちょっとちゃんと聞いておけば・・・。(続く)
出産体験記2
2005年08月28日22:42
7月22日。
検診後、付き添って来てくれていたももぱぱに
「ねえ、やっぱり今週中に産まれるって!」と報告。
ももぱぱも、そわそわ。
検診後、30分程ドライブしてくれた。
「これが妊娠最後のドライブだね」と、しんみり。
駄目押しで、図書館と美術館に連れて行ってもらう。
美術館は、寒かった。
妊婦は夏でも毛糸のパンツをはくべき。
ついでにケーキも食べさせてもらう。
「夫婦最後のデートだから」と、ちょっと奮発してもらう。
(何を奮発したかは、書くとしょうもないのですが・・・駐車場の料金。
値段の高い地下駐車場にとめて、しかも2時間オーバー。)
昔から乗せられやすい性格の私は、今にもお産が始まるかのような気分になる。
検診に行く前はスタスタ歩いてたのに、検診後は分速45cm。(やや誇張有り。)
ケーキも食べたし、もう思い残すところはない。
夜。
陣痛来ない。
なんでこんなに平気なの?ってくらい、何とも無い。
先週の前駆陣痛が懐かしい・・・。(続く)
出産体験記3
2005年08月29日20:26
7月23日。
昨日の夜、来ると思った陣痛が来なかったので、再び冷静になる。
体の調子もすこぶる良い。
これは今週は生まれそうに無いと結論付ける。
まだまだももちんと一緒にいたいと思っていたので、密かに喜ぶ。
だって、ももちんと離れるのがさみしいもの。
(周りの人達は「早く生まれてほしい」らしい。当然ながら。)
朝はももぱぱと家の庭掃除。
午後は大型スーパーで買い物。
夕方、散歩。
坂道で下腹が張る。
坂道や階段の昇降で産まれやすくなると聞いていたので、焦る。
帰って少し横になる。
帰宅後、なんとなく頭が冴える。
ももちんがきれいな子になりますようにと願掛けのつもりで拭き掃除する。
(雑巾がけやトイレ掃除をすると、きれいな子になるという言い伝えがある。)
夕食中、ももちんがいつものように動く。
「ももちん、いつでも好きな時に生まれておいでねーヾ(@゜▽゜@)ノ」
陣痛が来ないので、余裕。(続く)
出産体験記4
2005年08月30日18:00
7月23日。
19:30。
夕食後入浴する。
湯船につかっていつものようにおっぱいマッサージ。
ジワリとしか出ない母乳を見て、
こんなんで一人の人間を養えるんだろうかと思う。
きっと、ももちんが吸ってくれたら出るようになるんだろうな・・・
次の瞬間
「ぽんっ!! 」
音と共に、水が股下から流れる感触有り。
(ほんとうに音がした。空耳でなく。)
え?
お風呂の中でおもらし??
この年になってそんな経験をするとは思いがけず、
慌てて湯船から出る。
お風呂マットの上に、白っぽい塊や血が出る。
同時にお腹が痛くなる。
一緒に入ろうとお風呂に来た妹が叫ぶ。(続く)
出産体験記5
2005年08月31日21:45
7月23日。
お風呂での騒ぎ後、妙に冷静になる。
(裏を返せばパニック状態。)
トイレに駆け込みつつ、ももぱぱに「陣痛の感覚を計って」とお願い。
最初っから10分間隔。
計り間違えではないかと思う。
その次も、10分。次は5分。
痛くなるとトイレに行きたくなる。
寝ても痛い。
横向きもダメ。
部屋の隅で、布団をかぶって引きこもるのが一番落ち着く。。
「産院に電話したら」
ももぱぱと母が言う。
なぜか意固地になって電話しない私。
ももぱぱが居ない隙に、こっそり自分で陣痛の感覚を計る。
・・・4分!!
これはさすがに産まれそうかも。と思う。
電話する。
20:10。
私「19時30分頃、入浴中にポンッという音がして何か流れた感覚があったんです。」
看護婦さん「水が出ましたか?」
私 「いえ、水が出たかどうかは分からないんですが・・・湯船から出ると、出血がありました。」
(この時点では「おもらしだったかも」という思いを捨てきれず、素直に水が出たと言えなかった・・)
私「それから陣痛が始まって、今5分間隔です」
看護婦さん「音がしたなら破水の可能性がありますから、すぐ来てください。」(続く)
続きを読みたいと思われるかたはクリックお願いします(⌒∇⌒)
人気blogランキング
出産体験記6
2005年09月02日11:29
7月23日。
22:20。
看護婦さんの「すぐ来てください」発言で、一気に緊張が高まる。
心配そうに見送る母と妹。
このあたりから全部がスローモーションに見える。
陣痛が10分感覚になったら電話して
→5分間隔になったら電話&出発
のハズなのに、、
まさか電話一回で出発することになるとは。(電話代得した?)
入院セットを持って、ももぱぱの運転で産院へ。
車の中で腹ごしらえ。
ももぱぱがマンホールを避けて走ってくれたのが嬉しかった。
ちょっとの揺れでもお腹に響く。
(うちの周りの道路は、丁度車の左タイヤが通るところにマンホールがある。
走り心地が悪いのなんのって。
もうちょっと考えて設計してよね(`へ´))
病院に着いたのが、22:29。
「夜間入り口」というのが見つからない。
病院の間取り、
確認しとけばよかった(>_<)
探し回る間にも、イタタタタ・・・・
電話して表玄関を開けてもらう。
「詰め所に来て下さい」と言われるが、詰め所らしきところには誰もおらず。
すごーく痛いんですけど!!!
いつもとっても親切だった病院なだけに、診療時間の終わった夜の産院は寒々と感じられる。
ももぱぱに看護婦さんの捜索をお願いして、
私は病院のトイレへ。
なんでだろう、トイレに座ると痛みが和らぐ。(続く)
続きを読みたいと思われるかたはクリックお願いします(⌒∇⌒)
人気blogランキング
出産体験記7
2005年09月06日21:24
7月23日。(この辺りから見苦しい話になります、ごめんなさい(>_<) )
(出来るなら知り合いには読まれたくない・・・こんなのが出産の参考になるんだろうかと思うけど、現在妊娠中の方々に同じ轍を踏んでもらわないために。。)
トイレに籠ること約5分、看護婦さん登場。
看護婦さん「○○(私の苗字)さーん」
私「・・は はーい」
・・・いくら女同士とはいえ、見ず知らずの人とトイレで会話する事になるとは。
でも、個室は1個。
入っているのが私だということはバレバレのため、弱々しく返事する。
そこへ、さらなる追い討ちが。
看護婦さん「大ですか?小ですか?」
そ、それを私に言えと?
破水したことも正直に言えなかった私。
ここでもウソをつく。
私「いえ、あの・・・・何も出てないんですが、お腹が痛くて。」
看護婦さん「じゃあ早く出てきて下さい」
(!)
私「あの、今すぐでしょうか・・・」
看護婦さん「今すぐです!」
看護婦さんにせかされ、出すものも出さずにトイレを後にする。
(これが後でさらに悲劇を生む。)
ももぱぱの心配そうな顔を後に、分娩室へと歩く。
何か言ってくれた気がするが、耳に残らず。
分娩室は2階。
階段が異様に長く感じられる。
痛くてたまらないはずなのに、看護婦さんに愛想を振りまく。
ああ、この性格なんとかしたい・・・。
もっと自分に正直に生きたいものだと心から思う。(続く)
続きを読みたいと思われるかたはクリックお願いします(⌒∇⌒)
人気blogランキング
内容が内容だけに、公開を控えていたのですが、出産は決して感動的な部分だけじゃない。美しい部分だけじゃない。でも、だからこそ、出産を乗り越えることはすばらしい、偉大なことなんだ。という判断のもと、公開することにしました。
だけど、続きはもっと悲惨なことに!? by ももぱぱ
出産体験記8
2005年09月07日20:44
7月23日。
(たぶんここからがホントの出産体験記。前フリ長くてすみません)
分娩室に案内される。
聞きなれたソフロロジーのBGMが流れている。
分娩台は2つ。
左側の分娩台でちょうど出産が終わった所の模様。
なるほど。
それで看護婦さん誰もいなかったんだ。
すぐに診察。
「こりゃ破水してるな」と、先生。
「でも、子宮口が十分開いているから大丈夫だよ」と、言われる。
当人は、なにが「でも」なのか、「大丈夫」なのか理解できず。
逆に、「え?何か危なかったの?」と、不安になる。
(後で調べた所によると、
産道が開く前に破水すると雑菌が入って胎児が感染するのを予防するために子宮口をやわらかくする処置や陣痛促進剤を使うことになるそうです。
)
お産の準備が始まる。
私「こんな夜中にすみません」
看護婦さん「いえいえ、お産はそんなもんですよ」
私「看護婦さん、早く帰りたいですよね。いつも残業ですか?」
看護婦さん「あ、夜勤ですから大丈夫ですよ」
間の抜けた発言が悔やまれる。
まずはお下の毛剃り。
けっこう時間がかかる。(濃いから?)
前もって自分で剃っておいたらよかった。
その最中に、たぶん出血。
そして、看護婦さん交代。
すぐに分娩開始。
安産教室では
入院→状態の確認→毛剃り→浣腸→分娩室へ
と聞いていたので、その通りに進まず焦る。
(浣腸まだなんですけど・・・)心の中で叫ぶ。
もちろん誰にも届かず。(続く)
続きを読みたいと思われるかたはクリックお願いします(⌒∇⌒)
人気blogランキング
出産体験記9
2005年09月13日22:18
先週金曜に、目覚めればそこは雪国、みたいな唐突さで
自分の実家からももぱぱの実家に連れ戻されたももままです。
しかもももぱぱは昨日から不在(大学の用事で)・・・。
ご両親とももちんと4人で仲良く暮らしております。
7月23日。
分娩台の上。
ピンクのアロハ柄の浴衣に着替える。
動きがのろい。
自分でもビックリするくらい。
しかし頭は冴えている。
看護婦さん「足を足置きに置いてね」
(台の両脇に、ステンレス?で出来た足置きがある。)
ところが足が動かない。
手で持ってやっと足置きに乗せる。
・・・冷たい!!
鼻に酸素チューブを入れられる。
左手に点滴。
予想外。
今まで大した病気もなく来たため、自分が重病人になったように錯覚。
陣痛が激しくなる。
う、ううーっっ
まるでテレビドラマの妊婦さん。
本当にうなり声が出てしまう。
婦長さん(実は同級生のお母さん)が来て、看護婦さん2人が取り囲む形に。
ソフロロジーの呼吸法をさせようと色々言ってくれるが、どなられているようにしか感じない。
(ソフロロジーでは、うなり声はそんなに出ないはず。)
ソフロロジーとは、ヨガと禅の呼吸法を取り入れた、イメージトレーニングによる分娩方法です。
お産に対して前向きなイメージを作り、陣痛を赤ちゃんと出会うための手段と捉え、乗り越えます。
詳しくはももぱぱが書いております<(_ _)>
私が覚えているアドバイスは
「おへそを見るように」
「鼻から吸って口から吐く」
「吸った後、息を止めない」
というもの。
自分なりに心掛けたのは、
「腰を浮かさない」
という、安産教室で聞いた事。
ところが痛みが来ると、口から息を吸ってしまう。
鼻から吸う余裕など、無い。(続く)
続きを読みたいと思われるかたはクリックお願いします(⌒∇⌒)
人気blogランキング
出産体験記10
2005年09月14日21:25
7月23日。
3回陣痛が来た頃には、余裕が出てくる。
呼吸法も出来た気がする。
看護婦さんが敵に見えなくなる。
そういえば、ももぱぱはどうしたんだろう。
ふと気付く。
まだ外で電話をかけてるのかな?
せっかく立ち会うためにはるばる来てくれているのに、
もうお産始まってるよー
(陣痛はずっと痛い訳じゃなく、間欠期という痛みのない時と交互に来る)
看護婦さんに聞こうと思うが、しゃべる暇なくまた陣痛。
よし、呼吸法、呼吸法。
ももちんに酸素を送り込もう( ̄‥ ̄)=3
と、その時・・・
―30秒経過―
力んじゃったのだろうか
今でも思い出したくない事が起きた。
そう、何かが出たのだ。
勿論、ももちんではない。。
(出産経験者の方々のコメントを見てると、同じ憂き目にあった同志が多数の模様。
よおーし、書くぞ!と調子付いて書いちゃいました)
看護婦さん達が目を見合わせ、無言で後始末してくれる。
「ご、ゴメンナサイ」
小声で謝るが、後の祭り。
人生終わった、と思う。
そう。
トイレで看護婦さんに聞かれた時、正直に言っておけばよかったのだ。
「大の途中です」と。
もしくはお産の体勢になる前に「浣腸まだなんですけど・・・」と一言言っておけば。
これからは正直になろう、と天を仰ぎ決意する。
よりにもよって、別の看護婦さんに連れられ、ももぱぱ登場。
汗(ーー;)(続く)
続きを読みたいと思われるかたはクリックお願いします(⌒∇⌒)
人気blogランキング
出産体験記11
2005年09月15日23:26
7月23日。
ももぱぱ分娩室に登場。
よりによって、私が大をもらした直後に。
やっと来てくれたんだぁ、と、ひとまずホッとする。
でも、複雑。
まだ新婚ですし。
下の世話は50年後でいいですから!!!
感動的なお産が出来ます
というソフロロジーのパンフレットの文面が頭に浮かんでは消えた。
それでも、ももぱぱは顔もしかめず手を添えて
「しっかり!」
みたいなことを言ってくれる。
ふえーん
と、泣きつきたくなる。
この時ほど、夫が頼もしいと思ったことはなかった。
(後で確認すると、ももぱぱは「大」事件に気付かなかっただけらしい。
どちらかというと出血のほうに気をとられてくれてたようです。)
??余談だが、私が受けた安産教室では、
立会い出産の時の夫はいらないと言われてた。
理由は必死の時に励まされると余計むかつくから。
ソフロロジーで精神が研ぎ澄まされている時には外野が邪魔に感じるから。
そして、居てもいなくても一緒だから。
お産に臨んだら「あれ?あんた居たの」的な感覚になると聞かされていた。
しかしながら立ち会うことは男性が父親になる上でとても重要
(その後の育児への協力体制が全く違う)
なので、私の行った産院では原則立会い出産。
つまり、夫のために立ち合わせてあげるわみたいな ??
しかし振り返ってみるに、私にはももぱぱが必要だった。
「これからは素直ないい奥さんになろう」
と決意するくらい、
あの時はももぱぱに感謝していた。
産院の先生は男だから、「お産の時には男なんて役に立たないですよ」と仰ったのだろう。
実際、ももぱぱも同じようなことを後で聞いてきた。
「僕が立ち会って少しは違ってた?」と。
うんうん唸ってる妻を見ると、痛みを代わる事も出来ないので、夫は蚊帳の外的感覚に陥るようである。
もう、大違いでしたよ。
立会い出産万歳!!!(続く)
続きを読みたいと思われるかたはクリックお願いします(⌒∇⌒)
人気blogランキング
出産体験記12
2005年09月17日22:14
7月23日。
ももぱぱ出現により、怖いものなし(?)
何回か陣痛が来た。
もちろん、痛い。
でも、気持ちは落ち着いていた。
大丈夫だと思えた。
間欠期にはリラックスできた。
突然、一段と激しい痛みが来る。
『耐えられない!』と思う。
ケモノ化した気分。
うなってしまう。
ところが「もう頭が見えてるよ」「あと少し」と励まされる。
自分でも確認してみると、ももちんの頭が見える!
最後に来た陣痛は、きっとももちんの頭が出る時の痛み。
それ以降は痛みより「もう少しで産まれる」という期待のほうが大きかった。
あれよあれよと言う間に・・・誕生!!
・・・ふえっ、ふえー、ふえーん
ももちんの泣き声は、「おぎゃあ」ではなかった。
あれ?声が小さい??
少し不安になる。
「さあご対面ですよ」
と、だっこさせてもらう。
ももちんは私の腕の中で泣き止んだ。
お母さんが分かるんだ!
この子の母なんだ、と胸が熱くなる。
何度も「○○ちゃん(ももちんの本名)」と呼ぶ。
泣き声が小さかったことも気にならなくなる。
だっこさせてもらう時のももちんは、
白くって(白いものがいっぱいついていた。
これは産まれてしばらくすると皮膚に吸収されて無くなるから心配いらないと説明された。)
小さかった!
産まれる前に大きいと言われていたので、巨大ベイビだったらどうしようと心配だったのだ。
ところが、当たり前だが、赤ちゃんは小さかった。
ももちんは3142g、49cmで産まれたが、たとえももちんが5000gあろうが、やっぱり「小さい!」と思ったと思う。
最初に思ったことは
「3D写真そのまんまの顔だな」。
抱っこの時間は意外と短く、あっという間にももちん別室へ。
ももぱぱも、そわそわとももちんを見に出て行く。
一人になる。
一人になると、涙が込み上げて来る。
じわじわと感動の波が押し寄せる。
ふとみると、時計は23:20。
病院に着いたのが22:30だったから、一時間もかかってない。
あれ?
とっくに朝が来てると思ってた。
陣痛も、生まれてしまえば、もう来ない。
落ち着いて頭に浮かんだのは
「案ずるより産むが易し」。
人気blogランキング
